タナゴとは日本全国で広く生息しており、美しい姿から人気のある観賞魚です。

あまり水の流れのない沼や池などに生息している淡水魚で、タナゴとは知らずに釣り上げたという人もある人も多いのではないでしょうか。

タナゴの種類自体は16~18種類ほど確認をされているのですが、中には絶滅を心配されている種や、絶滅危惧種に指定されており持ち帰ることができない種類もありますので注意が必要です。

タナゴ釣りの前には図鑑やネットなどで、どの種類が持ち帰り可能なのかを調べておく必要があります。

タナゴ 飼育 池

タナゴの飼育は自宅の池でも可能?

タナゴの飼育は比較的に簡単で、特に多くの観賞魚とされる熱帯魚などのように、ヒーターによる水温管理の必要がないことから、実際に池で飼育を行っている人も多い観賞魚です。

運よく野生のタナゴを釣り上げることに成功したのなら、池での飼育に挑戦してみるのも良いでしょう。

その際にできれば水の管理の為にフィルターを設置したほうがよいのですが、屋外という事もあり電気を引くことができずに、フィルターの設置が難しいこともあります。

その場合には微細物の力で水をきれいにするバクチャーを使用する方法もあります。

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他には藻の発生など水質の悪化を防ぐ方法として、直射日光に当たり過ぎないように、屋根を設置するなどの工夫をしてみるのも良い方法でしょう。

また鳥がタナゴを捕食することを防ぐために、岩や水草を設置して隠れる場所を作る、または池の上に網をかぶせて鳥から守るなどの対策もしておけば、タナゴも安心して泳ぐことができますね。

まとめ

タナゴは池での飼育が可能で、ヒーターも必要がなく水質も他の観賞魚のようにあまり気をつけなくても良いのですが、ひとつ気をつけなくてはならないのは、同じ池に違う種類のタナゴを入れないようにするという点です。

それは違う種類のタナゴとの交配により、雑種が生まれる可能性があるからです。

雑種が産まれる可能性以外にも、攻撃的な性格や大型のタナゴと大人しい性格、または小型のタナゴを同じ池で泳がせることも避けたほうがよいでしょう。

強い固体が弱い固体を攻撃することもあるからです。

ただ大きな池で隠れる場所も十分に確保できるのなら、混泳も可能かもしれません。

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