熱帯魚のベタといえば、
美しいヒレを持ち、水槽をゆっくりと泳ぐカラフルな姿が、お部屋の癒しとして、また、インテリアとして人気の高い熱帯魚です。

ホームセンターやペットショップに並んだ姿に一目惚れしてしまう人も少なくありません。

しかし、その値段を見ると、ワンコインで買えるものから10000円を超えるものまで様々です。

なぜ値段に差があるのかと思われる方は多いと思います。

ここで少し、その理由を見ていきましょう。

ベタ 高い 理由

ベタが高い理由はその美しさにある!?

ベタは、コンテストや品評会でその美しさを競い合い、より美しい姿を求めて新しい品種が生み出されています。

一口にベタと言っても品種ごとに特徴があり、値段も様々で、ダブルテールといわれるヒレが上下に分かれたものや、ヒレが短く原種に近いものなど、そのヒレの大きさ、ヒレの形、個体の色が値段に差を生みます。

ですから、美しければ美しいほど高いのです。

また、ベタは美しき闘魚と言われ、ヒレを広げてオス同士で激しく闘います。

そのヒレを広げる姿の美しさから、メスよりオスに高値がついています。

ベタは特徴によって細かく分類され、値段もまちまちです。

飼いやすいとうたわれていますが、初めからハーフムーンなどの上級者向けの品種を飼うのは大変です。

できれば経験値をあげてからチャレンジしていただくことをお勧めします。

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  • トラデショナル

500円〜800円くらい。

ホームセンターでよく売られている品種で、ベタの中では比較的育てやすく、初心者にはオススメです。

  • クラウンテール

1,000円〜2,000円前後。

ヒレの軟条と呼ばれる部分が王冠のように突き出して広がっているのが特徴です。

一度見たら忘れられないほどきれいな姿をしています。

また、キングテールというクラウンテールを更に改良した、ヒレの軟条がYの字になってさらにその先で交差した品種もあります。

そちらは8,000円〜10,000円です。

  • プラガット

2,000円前後。

噛む魚という意味で、文字通り闘魚として改良された原種に近い品種で、闘争心が強く、短いヒレが特徴です。

また、鯉ベタというプラガットの中で、鯉のような模様のあるヒレの短い品種で人気があります。

そちらは2,000〜8,000円。

  • ハーフムーンテール

3,000円〜15,000円

尾ビレが半月のように180度に広がります。

そのヒレの美しさや色で値段が変わってきます。

ベタの尾ビレが上下2つにわかれたものを言います。

ハーフムーンで更にダブルテールのものをフルムーンといい、満月のように広がるヒレが、まさに生きたアートです。

  • ワイルドベタ 

3,000円〜8,000円

名前の通り野生の品種で、プラガットと同じように短いヒレを持ちます。

世話が難しく上級者向きです。

餌は赤虫を食べさせます。

まとめ

美しく、見るだけで癒される熱帯魚、ベタ。

熱帯魚界のスーパーモデルとも言えるほどカラフルで美しいヒレが特徴ですが、それだけに、その衣装であるヒレや模様、カラーが美しければ美しいほど、その値段は高いのです。

しかし、慣れてくれば人なつこい性格で、寄ってくる姿はかわいいものです。

ぜひ、あなたに合ったベタを家族に迎えてあげて下さい。

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