アロワナをペットとして飼育するのは、お金がかかる印象が強いですよね。
実際のところは、どうなのでしょうか。
今回は、アロワナの飼育に必要なものと、その費用についてまとめてみました。
アロワナの飼育に必要なものは?
まず、最初に必要なのは、アロワナの生体です。
アロワナは、安い品種だと数千円から購入することが可能です。
種類は様々なので、ペットショップなどで確認してみましょう。
次に必要なのは、水槽です。
アロワナは、約60㎝まで成長するため、大型の水槽が必要になりますが、幼魚で購入する場合は、小さめの水槽で十分です。
水槽の価格は、材質によっても違いがありますが、一般的な成魚用の水槽(幅120㎝、奥行き60㎝)で、約1~3万円です。
そして、水槽の上部に、浄化用のフィルターを設置しましょう。
フィルターの値段は、120㎝の水槽用で、約1万円です。
これら「3つ」を揃えれば、アロワナの飼育を始めることができます。
アロワナの餌代は?
アロワナの飼育には、餌代も必要です。
餌には、生餌と人工餌があり、食べる量によっても費用が変わりますが、一か月、約数千円あれば十分でしょう。
一般的には、人工餌の方が安価なため、飼育費用を抑えたい場合には、人工餌をおすすめします。
ですが、アロワナが人工餌を好まないことも考えられるため、ある程度の出費は、予定しておいた方が良さそうです。
オーバーフロー水槽がおすすめ?
アロワナなどの大型の魚を飼育する場合には、水をろ過する機能が高い「オーバーフロー水槽」がおすすめです。
水槽とフィルターが一体になっているオーバーフロー水槽は、上部フィルターなどよりも浄化能力が高く、アロワナを飼育する上で、たくさんのメリットがあります。
まずは、水質が安定することです。
オーバーフロー水槽の場合、一般的な水槽よりも多くの水を使用するため、十分な量の水を循環させることができます。
水質が安定するため、アロワナにとって最適な水質を長く保つことができるのです。
また、水槽の周辺に、ろ過するための器具を設置する必要がないことも、オーバーフロー水槽の利点の一つです。
水槽の見た目がすっきりするだけではなく、アロワナが泳ぎやすくなり、ストレスの軽減にも繋がるでしょう。
そして、掃除などのメンテナンスを考えた時にも、オーバーフロー水槽はおすすめです。
オーバーフロー水槽のデメリットは、その価格と作動音にあります。
価格は、安いもので、約5万円から購入できますが、高いものは、20万円以上します。
また、独特の作動音がするため、音に敏感な方は、購入前にチェックしておきましょう。
長期的な飼育を考えた場合、水質を安定させられるかどうかは、アロワナの健康にとって、とても重要なことです。
大切なアロワナのために、オーバーフロー水槽の導入を検討してみましょう。
まとめ
アロワナの飼育には、ある程度の予算が必要です。
ペットショップの店員さんなどに相談しながら、長期的な視点で、商品を選ぶようにして下さいね。