飼育しているビーシュリンプが産卵はしたが抱卵をしないことがあります。
そこで、ビーシュリンプが抱卵を行う条件があるのでしょうか?
抱卵を行う条件や抱卵をするために適した水温について調べてみました。
ビーシュリンプが抱卵する条件は?
ビーシュリンプが抱卵を行う条件には3つあります。
1つめは水質です。
水質をpH6.0~6.5くらいにして、安定させることが必要になります。
もともと水質の変化に弱いビーシュリンプですから、pHも安定させてあげる必要があるそうです。
2つ目に水温です。
水温に関しては、後で詳しくご紹介します。
3つ目はバクテリアが必要です。
バクテリアは、水質維持に重要な役割を果たします。
バクテリアは水中のアンモニアや亜硝酸を分解してくれるものや、エサとなるバクテリアなど数多く存在しますが、水質を安定させるために必ず必要な存在のようです。
バクテリアがうまく機能してくれなくては、水槽内のpHも安定して維持できなくなってしまうそうなので、水質とのつながりが大きいようです。
ビーシュリンプの抱卵に適する温度は?
水温に関しては、先ほど重要だということだけお伝えしてあります。
では、どの位の温度が適切なのでしょうか。
数値で言うと23℃~26℃の範囲で、一定に保つ必要があるそうです。
こちらも、水質と同様に一定に保つ必要があり、そこが重要なようです。
ヒーターやクーラーを用いて安定させますが、それでも秋~春にヒーターを使用して水温を安定させる方法が一番良いそうなので、ビーシュリンプを飼育や繁殖させたいときには、ヒーターなどの水温管理できる製品が不可欠になってきます。
ビーシュリンプの基礎知識 :①一度の抱卵数は30~60個 ②水温が25℃の場合、抱卵から25日で孵化します。③孵化から約3ヶ月で繁殖行動を始めます ④底床はソイルが基本 ⑤フィルターは底面式フィルター+外部式フィルターがお勧めです⑥夏場は水槽用クーラー等を設置し28℃以下をキープ
— 水景工房 (@suikeikobo) 2014年1月14日
まとめ
ビーシュリンプに抱卵させる条件は、水質と水温、バクテリアの3種類が大切で、その全てを安定させてあげることが必要なようです。
これらの条件は、抱卵のときのみではなく、飼育していく上でも重要な要素となるそうなので、しっかり管理してあげる必要があるのではないでしょうか。
水槽内でビーシュリンプが元気に活動できている状態であれば、これらの条件が整っているそうです。
毎日の様子を確認しながら、環境を整えてあげるようにしましょう。