水草水槽はベアタンクの飼育に比べて水換えの頻度が少なくて済むという特徴もありますので非常に人気です。
水草には水槽内の環境を整える作用があるので、ディスカスに適しているのではないか?と注目されています。
熱帯魚のディスカスにはどんな水草が合うのか?
最近には、水槽に水草はもちろん、砂も敷かない、ベアタンク式が主流となっていますが、ストレスなどを考えると、底砂を敷いて自然に近いレイアウトにしてあげたほうがいいとも言われています。
ディスカスは30℃前後の高水温下で飼う方が多いので、高水温に耐えるかを問題視する方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし、ほとんどの水草が30℃ぐらいまでなら適応できるのです。
水草が水温30℃の状態で枯れたり弱ったりするのは、その水草その状態が元々悪かったせいか、他の条件が整っていなかったかのどちらかによることが多いからです。
ですので、ディスカスの水槽に使用できない水草というものは存在しないので安心してください。
ディスカスは知られているように、闘争性の強い魚なのでその面に関してはレイアウトをするうえで多少の制約になるかもしれません。
楽しさとむずかしさの大きな部分にはなりますが、ディスカスに特有な性質なので、醍醐味の一つです。
ディスカスは水草も食べる?
水槽に柔らかい水草を入れているとディスカスが食べるということがあるようです。
ですので、アヌビアス・ナナ や タイガーロータス、 エキノドルスなどの丈夫な水草がおすすめと言われています。
ディスカスの水草水槽を作るうえで大切なことは、
- ヒレを切らないように細かい水草は植えないこと
- 遊泳空間をつくること。適度な隙間が大切です
- pHや硬度が水草の育成に適しているか
上記のことに気を付けて素敵な水草水槽を完成させましょう。
まとめ
ディスカスはシクリッド科の熱帯魚で全長20cmほどに成長すると言われています。
体色や動作も優雅なので、最も人気の高い熱帯魚となっています。
また、世界各地で品種の改良が進んでいるので、様々な種類が流通されています。
水草に映えるディスカスはとても美しいので、水草までこだわって素敵なアクアリウムを完成させたいですよね。