コリドラスのタマゴが孵化したら本当にうれしいですよね。
せっかく生まれた稚魚だからこそ大人になるまで育てたいですね。
どんな生き物にも共通していますが、赤ちゃんを育てるのはなかなか大変です。
そこで今回はコリドラスの稚魚が餌を食べないと悩んでいる方のために解決策を紹介していきましょう。
コリドラスの稚魚が餌を食べないのはなぜ？
コリドラスの稚魚が餌を食べない原因として考えられるのは、稚魚にきちんと餌が行き届いていない可能性があることです。
コリドラスの稚魚は大人のように餌をよく食べます。
しかし、まだ個体の小さな稚魚は泳ぎもうまくありませんし、砂を掘れないため、餌を砂に埋めてしまうと食べられません。
つまり、大人とは異なる方法で餌をあげることが大切というわけです。
餌の与え方
孵化してすぐの段階ではヨーサックという栄養袋がお腹についているので餌は必要ありませんが、3日もすればなくなってしまいます。
餌はコリドラスの種類によっては人工飼料でも構いませんが、基本的にブラインシュリンプの幼生を1日に数回与えます。
ブラインシュリンプを孵化させることが難しい場合は孵化不要の殻無しのものでも大丈夫です。
餌はスポイトや細いパイプなどを使って稚魚の近くに吹きかけてあげます。
与えすぎてしまうと水質悪化につながるので食べきれる分だけ与えましょう。
大人と同じ水槽にいる稚魚には、アヌビアスナナの根の中に餌を吹きかけます。
根の中なら水流で餌が飛んでいくこともありませんし、大人は狭くて入れないので餌を食べることができます。
他の魚に餌を取られないように工夫することできちんと食べられるようになり、栄養失調も防げるというわけです。
まとめ
アヌビアスナナは稚魚の隠れ家になるだけでなく、餌を与えるときに大活躍してくれます。
栄養豊富なブラインシュリンプを毎日稚魚に与えることで強く丈夫な身体ができあがります。
ちょっとしたことでしっかりと育つので、アクアリウムライフを楽しんでくださいね。
