ピラルクという魚をご存じでしょうか。
おそらくあまり聞き慣れない魚の名前だと思います。
実際、飼育している人もあまりいないので、それも仕方ないかもしれません。
でも、実はすごい魚で、「生きた化石」と言われることもあるような魚なんです。
そんなすごい魚なんですが、たまに熱帯魚店などで売られていることがあるんです。
ただし、飼育するための環境作りなども難しい魚ですので、そう簡単に飼育することはできないんですが、その変わった見た目がとても魅力的な魚ですので、魚好きな人にとっては飼育したい魚かもしれません。
今回は、そんなピラルクがどういう魚なのか、ということについて、今回は紹介していきたいと思います。
そのなかで、寿命がどれほどなのか、そして、どうすれば長生きしてくれるのか、ということなども紹介していきたいと思います。
ピラルクってどんな魚?
ピラルクは先述の通り生きた化石と言われるような、進化において1億年間ほとんど姿が変わっていないと考えられています。
また、体長は3m以上になることもあり、世界最大級の淡水魚であります。
小魚を食べる魚食性の魚ですが、身の危険を感じると水面から飛び出すこともある魚です。
そのため、カヌーやボートなどに当たって転覆させたりすることもあるようです。
本来はアマゾンに生息している魚で、その付近の市場では食用として売られていることもあります。
また、ピラルクの特徴でもある大きな鱗は靴べらや爪やすりなどに使われることもあります。
ピラルクの寿命は?
ピラルクの寿命は平均で15年、最長でも20年程度であると言われています。
そんなピラルクを長生きさせるコツは、二つあります。
- 十分な広さと、強度を持っている水槽を用意する
- 水温をしっかり管理する
この二つです。
先ほど言ったとおり、ピラルクは非常に大きな魚です。
また、水面から飛び出すこともあるような魚です。
なので、サイズと強度が大切になってくるわけです。
また、アマゾンで生息している魚ですので、冬などは加温してあげないと住みにくくなってしまうわけです。
まとめ
生きる化石とも言われるピラルク。
そんな魚と長く一緒にいるためには、工夫してあげることも必要になってくるでしょう。