ベタを飼育しているうちに、繁殖にチャレンジしようと思ったことがありませんか?
観賞用としてベタを飼う方はもちろん、オスとメスを用意して繁殖をさせてみようという飼育者の方が増えているようです。
準備をしっかり整え、手順をしっかり踏めば、ベタの繁殖はそれほど難しいものではありません。
しかし、繁殖についての知識をしっかりつけておかないと、失敗してしまうことも多いです。
今回は繁殖にチャレンジする上で知っておきたい「泡巣」というものに関してまとめていこうと思います。
ベタはいつ泡巣をつくるのか?作り方は?
まず初めに泡巣はベタのオスが作るものです。
作り方としては、口から白い泡を出し、水面に泡の塊を形成します。
これが泡巣と呼ばれるものになります。
水槽や瓶の水面に細かい泡の塊が浮かんでいたら泡巣の可能性が高いです。
次にベタが泡巣を作る時期について説明したいと思います。
基本泡巣というものはベタのオスが発情し、繁殖の準備ができると作り始めます。
調子の良いオスは、オス単独で作り始めることもあります。
ですので、泡巣は元気なベタのサインにもなります。
繁殖にチャレンジしようと思っている飼育者の方は、単独で泡巣を作るような元気なオスのベタを選ぶといいかもしれません。
全く泡巣を作ろうとしないオスであっても、メスとの対面によって発情し、泡巣を作り始めることが多いです。
この泡巣にメスを誘導し繁殖をすることになるわけです。
ですので、繁殖において泡巣はとても重要な役割を担っているわけです。
まとめ
今回はベタの泡巣の作り方や作る条件についてまとめてみました。
前項で述べましたように、泡巣は繁殖にとても密接に関わるものですので、ベタの繁殖を考えている飼育者の方は知っておくべきだと思います。
繁殖を考えていない飼育者の方も、知っておくことで、ベタの調子の良し悪しを推察する目安になりますので知っておいて損はないと思います。
泡巣を作りやすい状況を人為的に作る方法などもありますので、興味のある方は調べてみてください。
このような繁殖に関する知識をつけていくことは繁殖の成否に大きく関わってきますので、しっかりとした知識をつけておきたいところですね。