ビーシュリンプはミナミヌマエビの一種です。

アクアリウムでは混泳相手として重宝されている、育成もしやすく初心者向けの生き物です。

ビーシュリンプは小柄で繁殖力も高いため、繁殖目的で育てる方もいらっしゃいます。

繁殖させる際に注意したいのが、抱卵後のビーシュリンプの扱い方です。

安全に卵を孵すためにはどうするのが適切なの?

水槽を隔離して孵化するのを待つべきなの?

ビーシュリンプの抱卵後の注意点をまとめてみます。

ビーシュリンプ 抱卵 隔離

ビーシュリンプが抱卵したらどうする?隔離は適切なの?

ビーシュリンプは、生後5~6ヶ月位で繁殖できるようになります。

繁殖に関しては水温が重要で、23~28度の間が適しています。

25度前後の水温を維持し、水槽の環境を維持するようにしましょう。

環境が整い、うまくいくとビーシュリンプが抱卵します。

抱卵してから孵化までの間、ビーシュリンプを隔離するべきなのか?という声をよく聞きます。

他の熱帯魚と同じ水槽に入れていて放置していたら卵が傷ついたり、孵化する卵が減ってしまうのでは?そういった心配ゆえでしょうか。

もちろんできるだけリスクの少ない環境を用意し、万全の状態で孵化を迎えてほしいですよね。

しかし、ビーシュリンプにとって一番恐ろしいのは水質環境の変化です。

抱卵したビーシュリンプは弱っている状態ですので、水質が悪化しないよう水槽の環境を今まで以上に保つことが大切です。

抱卵したビーシュリンプを隔離する必要はありません。

放っておいても水槽の維持さえすれば孵化するでしょう。

逆に隔離することで水質の急激な変化に耐えられなくなる危険性がありますので、もし隔離を検討しているならば隔離前の水質環境を維持できるよう注意する必要があります。

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まとめ

熱帯魚ファンのなかでも人気のあるビーシュリンプ。

繁殖のため抱卵後の対応は細心の注意を払うべき事象です。

しかしよかれとおもって行った隔離がまったく違う環境になり、ビーシュリンプにストレスを与える可能性もあります。

ビーシュリンプにとって一番大切なのは、良い水質の維持です。

それぞれの生き物にとって最良の環境は何かを考え、対策することが大切です。

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