石巻貝(イシマキガイ)は、淡水と汽水を回遊する巻き貝の一種で、西太平洋側の沿岸に生息している貝です。
水槽で飼うことで、苔取りの効果を期待することができるので、アクアリウムや熱帯魚を飼ってる人に人気があります。
石巻貝に似ている貝のことをスネールという事もあります。
スネールとはいったいどんな貝なのかを調べてみました。
石巻貝とスネールはどんな違いがあるのか?
石巻貝は、螺旋状の貝殻を持つ巻き貝の仲間で、螺旋は4階層で約25mmぐらいまで成長します。
成長の過程で、渦巻きの先端の部分が欠けたり溶けたりしてしまい削れてしまう事が多いそうです。
自然界に生息している石巻貝は、淡水と汽水を回遊しており、河川の河口付近に生息しておることが多く、岩盤やコンクリートの壁などに張り付いています。
スネールは、巻き貝の総称であるSnailのカナ読みで、石巻貝やタニシなどもスネールと呼びます。
それ以外にも、水槽の砂や石、水草などに卵が付着しており、意図せずに水槽の中に混入された巻き貝のことをスネールと呼ぶこともあるそうです。
スネールと石巻貝の大きな違いは、意図せずに水槽の中に生息しているかの違いです。
スネールに属している巻き貝の中には、水草を食べてしまったり、繁殖をしてしまい水槽の見た目が悪くなってしまうので、嫌われている事も多い事ではないでしょうか?
まとめ
石巻貝は水槽の中のコケなどを食べてくれる掃除要因として飼われることがありますが、スネールは意図せず混入してしまうため、アクアリウムなどを楽しんでいる人にとっては嫌われている事があるそうです。
アクアリウムをやっている人は、水槽の見た目などを大事にすることが多いので、繁殖しすぎてしまって見た目が悪くなったり、水草を枯らす原因になってしまうスネールは厄介な存在ですね。
砂などに卵が混入することを防ぐことは難しいかもしれませんが、スネールに効果のある薬品や、スネールをエサとして食べてくれる熱帯魚のトーマシーやキラースネールといった貝などを投入するのも効果があるそうです。