アクアリウムや、熱帯魚を飼ったりなど水槽を観賞用に設置する人は増えています。
その背景には、癒やしを求めている人やマンションなどでペットを飼えない人が熱帯魚などを飼うといった事があるようです。
水槽で生き物を飼う際には、見た目も大事ですが、水質を安定させるためのエアポンプや浄水機などが必要なようで、水を綺麗にするために石巻貝という貝を飼う人もいるそうです。
石巻貝という貝はいったいどんな貝なのでしょうか?
水槽に石巻貝を入れるとどんな効果があるのか?
石巻貝(イシマキガイ)は、西太平洋の沿岸の淡水と汽水が混じり合う河川に生息している巻き貝で、階層は4階層になり、体長は20~25mmのサイズまで成長します。
繁殖は、オスとメスが交接をして行い産卵をしますが、淡水と汽水を回遊する場所でないと孵化はしないそうです。
石巻貝を水槽に入れるメリットは、石巻貝の苔取り能力の高さにあります。
同じ巻き貝のタニシと比べても効果的に水槽を綺麗にしてくれるので、アクアリウムをしている人には重宝されているそうです。
しかし、石巻貝は卵を産み付けますが、水槽の中では孵化をしないので、卵が残ってしまい水槽の景観を損ねてしまうのと、繁殖をしないので使い捨てになってしまうという部分はデメリットになってしまう部分です。
まとめ
石巻貝を水槽にいれることで、水槽を綺麗にして水質をよくする効果が期待できますが、産卵はしますが淡水と汽水が混じっている環境でなければ孵化はしないので、長期的な効果は無いようです。
長期的に水質をきれいに保つ場合は、定期的に石巻貝を飼い足すか、タニシなどの繁殖をする巻き貝を飼うという方法があるそうです。
水槽といったらタニシなどの巻き貝が欠かせないイメージがあるので、苔を除去してくれる装置よりも、生き物を使ったほうが景観もよくなって雰囲気もよさそうです。