小さなミナミヌマエビの稚エビは、冬場を上手く過ごすためには気をつけないといけないことが色々あるようです。
そこで今回は、ミナミヌマエビの稚エビの越冬についてご紹介します。
ミナミヌマエビの稚エビとは?
ミナミヌマエビの孵化したばかりの稚エビはとても小さく、1.5mmから2mmくらいの大きさだといわれていますが、2週間から3週間ほど経つ頃には5mm近くに成長するといわれているんです。
稚エビは水草や藻、苔やプランクトンなどを食べるといわれており、生まれてしばらくはエサを与えなくても良いようといわれるほどなんです。
ミナミヌマエビの稚エビは生まれてすぐは他の魚との混泳は避けた方がよいといわれており、それは、エビはもともと捕食される品種であるため、小さな稚エビを混泳させるとほとんどが捕食され育たないといわれているんです。
ミナミヌマエビの稚エビを育てる時の注意点
ミナミヌマエビは水温変化には弱いといわれていて、稚エビも急激な水温変化になると弱ってしまい育たなくなるといわれています。
稚エビを育てるのは、25℃から28℃辺りが適温のようです。
特に、夏の暑さには弱く屋外での飼育のときは涼しい場所に移動させたり、遠くから扇風機などで周りの室温を下げるよう工夫してあげると良いといわれています。
また、稚エビの間は、水温や水質が変わってしまいかもしれないため水換えなどは避けた方が良いともいわれています。
ミナミヌマエビの稚エビの越冬
ミナミヌマエビの稚エビはあまりにも小さく弱々しいように見えるため越冬が心配になる人も多いかと思います。
けれど、意外にもミナミヌマエビの稚エビは越冬にはそんなにも心配は要らないようなんです。
野生のミナミヌマエビの稚エビは氷が張っている池の下でも耐えることができるといわれているため、生態的にも寒さには強いのかもしれませんね。
けれど、屋外での飼育の場合は急な気温の低下などには耐えられないこともあるため、事前に防寒対策用の水槽に移したり、発泡スチロールなどで水槽内の水温が下がり過ぎないよう工夫するようにしましょう。
まとめ
ミナミヌマエビの稚エビは、越冬はそんなに心配がいらないようです。
屋外での飼育の場合は16℃以下にならないように越冬対策をしてあげると良いみたいですね。