オトシンクルスは丈夫な魚ですが、急激な水温の変化や水質の変化で体が弱まり命に関わることがあります。
水合わせは、そんな急激な水温や水質の変化を防ぐ方法です。
そこで、この記事では、オトシンクルスの失敗しない水合わせの方法や時間について紹介します。
オトシンクルスの水合わせの方法と時間
オトシンクルスの失敗しない水合わせの方法は、袋にオトシンクルスを入れたままの状態で水槽に浮かせる方法です。
これなら、水槽内の水と袋の水の水質や水温のショックを軽減することができます。
これはペットショップなどでも実践されている水合わせの方法です。
これを怠ると、水槽にオトシンクルスを入れる際にショックを受けて体調を崩したり食欲をなくしたり、最悪の場合は命を落とす場合もあります。
そんなことにならないように、失敗しない水合わせの方法を知っておきましょう。
オトシンクルスの失敗しない水合わせ方法
水合わせの点滴方法は、点滴のようにポトリポトリ時間をゆっくりかけて水槽の中の水を足して、水質の変化にオトシンクルスを慣れさせる水合わせの方法です。
- ペットショップから購入してきたオトシンクルスを袋のままで水槽に浮かべます。時間は30分ほど浮かべて水温に合わせていきます。
- その後に、袋ごと用意したプラケースに移しましょう。
- そして、コックとエアチューブを使って水槽の飼育水をエアチューブから軽く吸って、サイフォンの原理を使ってプラケースに飼育水を注ぎます。コックはエアチューブの片方に取り付けて、あとは一滴ずつ飼育水をゆっくりプラケースに注いでいきます。
- ある程度水が溜まってきたら軽く水をくみ出すか、こぼすようにするなどしてゆっくりと1時間~2時間かけて水合わせを行います。
- 最後は、生体をネットですくって水槽に導入するようにします。
これなら少しずつ水質と水温に慣らしていけるので失敗せずに水合わせができます。
水温
南米アマゾン川流域が生息地になるオトシンクルスは、温暖な気候を好んで生活します。
なので、水温には十分注意しましょう。
10℃を下回ると体調を崩すのでヒーター等をうまく活用してください。
まとめ
必要な道具は、ペットショップで「水合わせキット」として販売しているところもあるのでチェックしてみましょう。
では、この水合わせの大切なポイントをもう一度おさらいします。
- 購入した生体は袋ごと水槽に入れる
- 30分ほど浮かべて水温に合わせる
- 点滴のように1時間から2時間ゆっくり水合わせする
- ヒーターなどを使って温度を管理する
水温が上がり過ぎる夏場は、エアレーションなどを使って酸素濃度を高めるように工夫するといいようです。