家に熱帯魚を迎え入れたいと思ったとき、丈夫で人気のあるアカヒレを飼われていることも多いことと思います。
そして、家の仲間として迎えいれたのであれば、1匹とは言わず、多くのアカヒレ達と過ごしたいと思うでしょう。
1匹だけで飼う方もいるかもしれませんが、何匹か飼うことで水槽の見栄えも綺麗になるかと思います。
初めから何十匹も購入し、飼い始めるという方もいらっしゃるかもしれないですが、飼い主としては自分たちの手でアカヒレを繁殖させるのも飼育する醍醐味ではないでしょうか。
アカヒレは、体が丈夫ということだけでなく、繁殖もしやすい熱帯魚としても有名なのです。
今回は、そんな繁殖にまつわる情報をご紹介してきたいと思います。
アカヒレの産卵は私たちも快適と思う温度!?
アカヒレの産卵の条件は、春の気温と言われています。
いわゆる20度から25度です。
主にアカヒレは春にかけて産卵をするといわれています。
もちろん電気ヒーター等を使ってアカヒレの産卵に適した温度にすることも可能ですから、1年中産卵することもできます。
私たちが少し肌寒いなと感じる気温は、アカヒレ自身は生きてはいれますが、産卵には向きませんので、産卵を考えている場合は気をつけてくださいね。
アカヒレの卵の観察日記は難しい
アカヒレが産卵するまでの流れを簡単に説明しますと、メスのおなかが大きくなって、抱卵し、オスがメスをおいかけて共寝、そして産卵します。
産卵方法も、一か所に集めるということもなく、水中に産卵していきます。
産んだあとは、自分で食べてしまうこともあるくらい、卵を温めるなんてことはもちろんせず、放置してしまいます。
よって、お世話をしないため、産卵したのかは卵を見つけないとわかりません。
しかし卵の大きさは、アカヒレが小さいことからも想像できるかもしれませんが、1㎜程度と、とても小さく透明です。
肉眼で見るには、目を凝らしてみないと難しいのが現状です。
採卵終わった〜
アカヒレが取り損ねた卵狙っててビビりました。ふぅ。 pic.twitter.com/UBUPMaHn6u
— E.T.@趣味垢 (@love_aqua88888) 2018年1月20日
まとめ
アカヒレを単に飼育することは、難しくないですが、繁殖させるとなると水温やメスの観察をある程度小まめに観察する必要があります。
ただ、こういったひと手間も自分でアカヒレを増やしていく面白さの一つと言えるかもしれません。