カクレクマノミは、小さくオレンジの体を持ち可愛らしいですよね!
飼育している人もいれば水族館でみることができる海水魚です。
カクレクマノミは、観賞用として人気が高くイソギンチャクと一緒に暮らしていることが多いようです。
他のクマノミよりも体は細長くオレンジ色の体に3本の白い線が入っているのが特徴のようです。
そんなカクレクマノミですが、オスかメスか区別が付かない人も居るのではないでしょうか?
今回は、カクレクマノミのオスかメスか見分ける方法についてご紹介します。
カクレクマノミのオスとメスに違いはあるの?見分け方は?
不思議かもしれませんが、1つのグループの中にオスとメスは1匹しかいないそうです。
体が大きいほうがメス、次に大きいのがオス、それ以外はどちらでもないようです。
水槽の中にカクレクマノミを何匹かっていても必ず1匹ずつしかおらず2匹いることはないようです。
カクレクマノミのオスかメスかを見分けるには大きさしかないそうです。
ペアとなったオスとメスのカクレクマノミは、イソギンチャクの中で一緒に暮らしそれ以外のカクレクマノミはペアとなったカクレクマノミに攻撃されてしまう可能性があるため、イソギンチャクの中にも入ることができず、居場所を失ってしまうため水槽で飼育している場合には、ペアになったカクレクマノミとは別に飼育したほうが良いようです。
カクレクマノミは少し変わっていて産まれたときからオスかメスか性別が決まっているのではなく、グループの中で一番大きなカクレクマノミがメスに性転換するそうです。
その次に大きなカクレクマノミがオスに性転換します。
オスとメスに性転換したカクレクマノミ同士で繁殖を行い、どちらにもなれなかったカクレクマノミは繁殖を行わないようです。
自然界、飼育中のメスのカクレクマノミが急にどこかに居なくなってしまった場合は、オスのカクレクマノミがさらに性転換を行いメスになり、次に大きなカクレクマノミがオスに性転換します。
そして繁殖を行います。
カクレクマノミは、集団の中で一番大きい個体がメス、二番目に大きい個体がオスになり、他の個体は繁殖行動をしない。メスがいなくなるとオスがメスになり、次に大きい個体がオスになる。
— 動物豆知識bot (@animame_bot) 2018年6月25日
まとめ
今回は、カクレクマノミはどうやってオスとメスかを見分ければいいのかについてご紹介しました!
カクレクマノミは産まれてすぐに性別が決まっているのではなくグループの中で一番大きなカクレクマノミと二番目に大きなカクレクマノミだけが性転換できるということがわかりました。
一番大きなカクレクマノミはメス、二番目に大きなカクレクマノミがオスという事がわかりました。
しかし、メスが居なくなってしまった場合には二番目に大きかったカクレクマノミがメスに性転換できるようです。
カクレクマノミは少し特殊で何度でも性転換ができるようです。
今度水族館などに行ったら、イソギンチャクの側にいるカクレクマノミはオスとメスなので観察してみてはいかがでしょうか?