カージナルテトラは比較的初心者にも飼育しやすいと言われていますので、まずはカージナルテトラだけ飼っているという方も多いのではないでしょうか?
しかし慣れてきたら他の種類の熱帯魚と泳がせてみたいと思いませんか?
別々の種類のものを一緒に泳がせることを混浴と呼びますが、ではカージナルテトラと混浴させるのはどのような種類が良いかご存知でしょうか。
カージナルテトラとの混浴にオススメの熱帯魚は?
混浴させるときに注意したいのは、それぞれの性質や大きさ、泳いでいる層です。
カージナルテトラは温厚で攻撃性が少なく、水槽の中間の層を泳ぎます。
ということは、同じ様に温厚で大きさにもあまり差が無く、泳ぐ層が上層や下層であれば混浴させやすいということです。
まず、熱帯魚に詳しく無い方でも、「グッピー」という名前を耳にしたことはないでしょうか?
グッピーは温厚で身体の大きさにもカージナルテトラとそこまで大きな差はありません。
そして泳ぐ層は上層部となりますので、カージナルテトラとの混浴に向いています。
どちらもお互いに平和主義なので入り乱れることがあっても大丈夫です。
好む水質も似ており、飼育環境を合わせることができます。
しかし注意点もあり、グッピーは繁殖もしやすいので数が増えてしまって水槽が狭くなるようなことは避けねばなりません。
他にもコリドラスという水槽の下層を泳ぐ熱帯魚もカージナルテトラとの混浴に向いています。
コリドラスは小型で性格も温厚ですので、初心者でも混浴させやすい種類となります。
愛嬌のある顔立ちも人気で、癒し効果はバツグンです!
そして、熱帯魚ではありませんが、ミナミヌマエビ等もオススメです。
水槽の苔を食べてくれるお掃除屋さんです。
飼育に適した水温も25~28℃です。
カージナルテトラとの混浴に向いていない熱帯魚
ベタやスマトラ等はカージナルテトラとの混浴には不向きです。
特にベタは闘魚とも言われており、かなり気性が荒いため、カージナルテトラに限らず混浴には向きません。
スマトラも他の熱帯魚を追いかけたり、尾ひれを突いたりするため、混浴は避けたほうが良いでしょう。
また、エンゼルフィッシュなど身体の大きいものと泳がせると、エンゼルフィッシュがカージナルテトラを餌として認識して食べてしまうこともあります。
混浴させる場合の参考にしてください。
まとめ
熱帯魚の性質やサイズだけでなく、水槽のサイズや水質、水温等、飼育環境が合わせられる種類を選び、それぞれにストレスの無い環境を整えることが大切です。
泳ぐ層の違うもの同士を混浴させると全体的にバランスが良くなりますので、頑張って自分好みの素敵なアクアリウム作りをしてください!