観賞魚として人気のある熱帯魚ベタ。
誰でも簡単に飼育出来るので、家庭のペットとして飼われている方もいるのではないでしょうか?
そのベタにも寿命があり、一般的は2〜3年、長くても5年くらいと短い年月しか生きる事が出来ません。
人間に老化現象があるように、ベタにも人間と同様に老化現象があります。
歳をとってしまったベタは、今までと明らかに行動に変化がありますので毎日の活動を観察してあげましょう。
ここでは歳をとったベタの老衰状態の症状についてご紹介していきましょう。
ベタが老衰!?その症状とは?
ベタの老衰症状としては、元気がなくなって泳がなくなる、徐々に体色の後退やヒレの劣化が起こります。
水槽の底で生活する事が多くなって、エサもほとんど食べなくなってしまい、そして最期を迎えるのです。
歳をとったベタの飼育方法ですが、今までと同じような扱いをしてはいけません。
元気に泳ぎ回っていた頃と比べると、エサを食べなくなるので量を減らす必要があります。
食べ残しのエサが水槽の底に残ってしまうと水質の悪化を招いてしまうのです。
もし食べ残しのを見つけたら、静かにそっと除去してあげてください。
それ以外にも、水流や水温に今まで以上に気をつけてあげて、フレアリングもさせないようにします。
ベタは空気中から酸素を取り込むので、水深もいつもより浅くしてあげるとムダな体力を使わずに済みます。
歳をとったベタには、とにかくストレスを与えず静かな環境で生活してあげることが大切です。
1日でも長生き出来るように接してあげましょう。
まとめ
このようにベタにも必ず寿命はやって来ます。
その症状に合わせた飼育をしなければならないということがおわかりになったことでしょう。
人間と比べると生きている時間はごく僅かです。
その僅かな時間をペットとして共に生きて来たと思うので、しっかり最後まで寄り添ってあげてください。
そしてまた新しいベタを迎い入れることがあるのでしたら、今までの経験を活用して大事に飼育してあげましょう。