ネオンテトラは丈夫な魚だと言われています。
しかしそれは比較的病気にかかりにくいというだけの話であり、絶対に病気にかからないなどありえません。
ネオンテトラを飼育する際には、事前に病気について知っておく必要があります。
松かさ病、という病気を知っていますか?
松かさ病はネオンテトラを飼育するにあたって、必ず知っておかなくてはいけない病気の一つです。
どんな症状がでるのかというと、お腹がどんどん膨らんできて、うろこが立ってしまうほどに膨らむ病気です。
原因は解明されていませんが、エロモナス菌が原因であるとされています。
しかしそれ以外が原因であるときも少なくなく、やはり詳しいことはまだわかっていません。
今回はネオンテトラを飼ううえで知っておかなければならない病気の一つ、松かさ病について紹介します。
ネオンテトラの松かさ病ってなに?
前述のとおり松かさ病は、何らかの菌によって引き起こされると見られる病気です。
症状は、だんだんとお腹がふくらんでいき、その膨らみはうろこが立ってしまうほど。
さらには、一度かかってしまうと、完全に治すのが難しい病気だと言われています。
ですが、早期に発見することが出来れば、治療することも不可能ではありません。
しかし、そうは言っても、発症して初期の場合、個体差であったり、成長の過程であったり、いろいろな要因が考えられるため、正直なところ発症してすぐに松かさ病だと見抜くのは難しい病気だとされています。
治療はできるの?
治療法としては、まずは水を綺麗なものに換えてあげることです。
そして、水を換えるだけでなく、水槽内を綺麗にすること。
水を換えるだけで満足してしまいがちですが、水槽の底には食べられなかったえさやネオンテトラたちのフンがたまっていたりして、それらが水質を悪化させている可能性もあります。
せっかく松かさ病を治療しても、再発させてしまっては意味がないので、徹底的に綺麗にしましょう。
肝心の治療法としては、薬浴が有効です。
グリーンFゴールドリキッドを使って薬浴してあげましょう。
治療が難しいといわれる松かさ病ですが、治療が難しいのなら、病気にさせなければ良いのです。
病気はかかる前から予防しておくのが一番です。
予防法は、やはり環境の整備でしょう。
水質が悪くなると発症しやすくなるといわれるため、いつでも水槽内の水は綺麗に保ちます。
前述したとおり、水槽の底に食べ残しやフンがたまっている可能性もあるので、きちんと清掃してあげましょう。
まとめ
完治させるのはむずかしいと言われる松かさ病ですが、予防することは可能です。
また早期発見も不可能ではないので、常日頃から注意深く様子を見てあげましょう。