飼育がしやすいと人気のミナミヌマエビは、比較的強い生き物です。
一日中手足を動かして、えさを食べていますが、その姿はとても愛らしいですよ。
しかし、水槽内で突然、固まったように動かなくなる姿を見て驚いたという経験がある人も多いのではないでしょうか。
ここでは、ミナミヌマエビが水槽で動かない場合の原因と対策方法について詳しく説明していきたいと思います。
ミナミヌマエビが水槽で動かない!
ミナミヌマエビを飼育していると、水槽の中で固まって動かなくなることがあります。
本当に驚きますよね。
ミナミヌマエビは、強い方ではありますが、何らかのストレスを受けた場合、その環境に適応するまでにどうしても時間がかかってしまうのです。
新しい環境に入れられたとき、その水質、温度などに適応するまでは、じっと動かずに固まっている状態なのです。
ただし、長期的に飼育していて、動かなくなったときは、寿命を迎えていたり、病気になっていたりする場合もあります。
その場合は、残念ながら対処するのは難しいでしょう。
寿命でない場合は、やはり水質が合っていない点があげられます。
今までの水質と全く異なる環境に変わったら、適応が難しいのです。
対策としては、水換えの頻度でいうと、立ち上げから1週間は、2~3日に1度、2週間くらい経てば、週に1度が理想です。
交換する水の量は、3分の1程度にしましょう。
水の温度も、できるだけ水槽の元の水の温度と同じ温度にしてください。
急な温度差にもミナミヌマエビにとってはショックやストレスが大きいのです。
まとめ
ミナミヌマエビは、強い方ですが、急な環境の変化にはとても敏感であることがわかります。
水槽内で固まってしまう場合もありますが、逆に水質が変わることで暴れてしまう場合、さらには、脱皮することもあります。
それくらい、環境の変化には敏感に反応してしまうのです。
くれぐれも水換えは慎重に行ってくださいね。
ミナミヌマエビの元気なコミカルな動きを見て楽しんでください。