コリドラスの仲間であるビグミーとハステータスは、コリドラスの中でもかなり小型種であり、成長しても3cm程度にしかなりません。
こうした小型種のコリドラスは「ミニコリ」と呼ばれ大変人気があります。
また基本的には低層を好むコリドラスですが、この2種は中層を群泳することも多く、他のコリドラスとはまた違った楽しみがあります。
今回は、そんなピグミーとハステータスのそれぞれの特徴と違いをご紹介します。
コリドラスピグミーとハステータスの違いとは?
ミニコリと呼ばれるこのこの2種類は性格や見た目も実に良く似ていますが、よく観察とそれぞれ特徴があります。
コリドラスピグミー
コリドラスピグマエウスとも呼ばれ、コリドラスの中でも非常に小さく、「ミニコリ」と呼ばれる超小型種です。
体色は体側に線が入っていて上半分に色がついています。
性格は臆病といってよいほど大変おとなしく、他の熱帯魚との混泳に向いています。
他のコリドラスと同様に基本的には低層を好むため、飼育方法も他のコリドラスと変わりませんが、コリドラスピグミーは群泳時には中層域を遊泳することも多く、こうした点は他のコリドラスと比べて変わっている点です。
コリドラスハステータス
ピグミー同様に「ミニコリ」と呼ばれる超小型種ですが、体色はピグミーと違って体側に線は無く、尻尾の付け根に丸い黒い模様が入ります。
ハステータスも、大変おとなしい性格で他の熱帯魚との混泳に向いてます。
群泳時にはピグミーと同様に中層域を遊泳しますが、ピグミーと比較してより中層域で遊泳することが多いのが特徴です。
共にミニコリと呼ばれ、他のコリドラスと違い、複数匹での群泳時には中層域を遊泳するなどの特徴を持っているコリドラスです。
他のコリドラスと比べサイズが小さく、寿命も2~3年程度と短いといった点がありますが、飼育は比較的簡単で初心者向けのコリドラスです。
まとめ
小さいコリドラスが群れをなして中層を元気良く泳ぎまわるのは見ていて楽しいものです。
コリドラスピグミーとハステータスは体色がちょっと違う程度ですので、悩むことなく好みに合せて飼育すると楽しみが増えそうです。