オイカワは東アジアや西日本のきれいな河川に生息している淡水魚です。

河川の中流から下流の流れの緩やかな水の綺麗なところ生活しているため、水質が悪くなると弱ったり亡くなってしまう危険があります。

今回はオイカワを健康に飼育していくための飼育方法についてご紹介します。

オイカワ 飼育 水質

オイカワの過ごしやすい水質と飼育方法

オイカワを飼育する場合、オイカワはとても遊泳力に優れているため小さい水槽だと勢い余ってガラスに激突したり、水面上にジャンプしてそのまま水槽の外に出てしまう危険性があります。

飼育数に合わせて充分ゆとりのある最低でも60㎝以上の水槽を準備しなくてはいけません。

オイカワは十分な酸素が無いと酸欠になり命の危険があります。

エアレーションは必須で、飼育数が多い場合、別途エアポンプも必要な場合があります。

水質管理にはろ過装置が必置条件になります。

ろ過機能に優れている外付けのろ過フィルターの設置をおすすめします。

ろ過装置の作動で適度な水流ができ、水の循環ができますが、それとは別にエアポンプを設置することでより自然に近い水流ができ、水質を一定に保つことで水質悪化をふせぐことができます。

ろ過装置とフィルターの掃除はこまめに行いましょう。

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夏場はコケや藻が水槽内に繁殖して水質が悪化しやすいので1週間に1度は掃除してあげましょう。

また、夏場の温度管理も大切です。

オイカワの生活しやすい水温は20℃から高くても30℃までです。

直射日光を避け水温が上がりすぎないようにし、水温が高くなりだしたら水槽用のクーラーで管理します。

雑食なので金魚やメダカの餌でも十分食べてくれます。

自然で育ったオイカワが市販の餌を食べない場合は冷凍赤虫などの自然に近い餌を与えて様子をみます。

餌の与えすぎも水質を悪くする原因となりますので、2~3分で食べきる量を与えましょう。

まとめ

オイカワは水質の悪化に弱い淡水魚です。

小まめな掃除と適切な餌の量の管理を行い、きれいな水を保てるよう心がけましょう。

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