毒性が高いといわれているアメフラシですが、アメフラシやその卵を食べる地域があるといわれているようです。
そこで今回は、アメフラシや卵に毒ってあるの!?というテーマでお届けしたいと思います。
アメフラシはどんな生きもの?
アメフラシは、雨降らし、雨降、雨虎などといわれる軟体生物なんです。
アメフラシと間違えられることが多いウミウシも同じ軟体生物なんですよね。
さらに詳しくいうと、アメフラシは後鰓亜綱の無楯目類で、貝殻を持たないけれど貝の仲間なんです。
その証拠にアメフラシの背中の奥の部分には、硬い殻のようなものがあり、触るとよくわかるといわれているんです。
アメフラシは、15cmから30cm以上の大きさのものもいるようで、見た目はかなりインパクトがあるようですね。
アメフラシの毒性
アメフラシは、食性が毒を含んだ海藻類や藻などを好むことから体には毒が蓄積されているといわれているんです。
また、アメフラシは、外的から身を守るために毒性の高い粘り気のある紫の液体を雨雲のように出すことでも知られているようです。
アメフラシの毒は外的の食欲を減退させる成分があることから、アメフラシを食べるために襲ってきた相手が液体を浴びることで急に食欲がなくなり退散してしまう効果があるようなんです。
アメフラシの卵の毒性
アメフラシが毒性のある海藻や藻を食べているということでアメフラシの体には毒が蓄積されてる恐れがあることが考えられるようです。
そのためアメフラシの卵だけに毒性が確認されているわけではないようなんです。
アメフラシを食べる地域では、昔からアメフラシの卵を海素麺といって食べているといわれています。
黄色く長いアメフラシの卵は見た目はラーメンのように見えることからそのように呼ばれているのだそうです。
アメフラシや卵を食べることは危険だといわれている一方で昔から郷土料理として食べている地域もあるみたいですね。
まとめ
アメフラシの卵に毒ってあるの!?についてご紹介しましたがいかがでしたか?
アメフラシの卵は海素麺と呼ばれ郷土料理として食べられているようですが、アメフラシや卵に毒性があるといわれるのはアメフラシの餌に問題があるということがわかりました。