その色鮮やかな見た目で、長年鑑賞用の熱帯魚として人気の高いベタですが、様々な品種が存在します。
そして盛んに品種改良がおこなわれている熱帯魚でもあります。
品種改良は主にタイで行われており、熱帯魚店などで販売されているベタのほとんどがタイ産のベタになります。
今回はベタの品種、とくに「ダブルテール」と「フルムーン」という品種についてまとめていきたいと思います。
ベタの品種について
まず一般的によく知られているトラディショナルという種について説明させていただきます。
ベタといえばこの品種というほど認知度が高く、値段も安いため、広く市場に流通しています。
特徴としては、数々の体色のパターンがあり、「ベールテール」という長いヒレを持っていることが挙げられます。
次に「ハーフムーン」という種についてですが、この種は半月のような180度に展開する尾びれをもっています。
ダブルテールとは?
「ダブルテール」という品種を見てみましょう。
この種は尾びれが上下に分かれていることが特徴として挙げられます。
また、他の品種と比べると、大きな背びれをもっているということも一つの特徴と言えるでしょう。
ベタ♂(ダブルテール)お迎えしました。 pic.twitter.com/8CBxrXd8Hk
— fretboard (@fretrock) 2018年4月4日
フルムーンとは?
最後にご紹介するのが「フルムーン」という品種になります。
体中のヒレの開きが広く、その名前の通りまさに満月のような見た目をしています。
この「フルムーン」ですが、先ほどご紹介した「ダブルテール」に「ハーフムーン」を掛け合わせにより誕生する品種になります。
「ダブルテール」と「フルムーン」にはその特徴にかなりの違いがありますので、一度見たことがあれば見分けることはさほど難しくはありません。
ベタ(フルムーン)の動画です。#ベタ#フルムーン#熱帯魚 pic.twitter.com/DbqlJFFAow
— ぷにぷに子 (@puni_aqua) 2017年3月20日
まとめ
今回は「ダブルテール」と「フルムーン」という品種についてまとめてみましたが、ベタにはこのほかにも様々な品種が存在します。
飼育者の中には繁殖を利用して、自分のオリジナルの品種を作るかたもいるらしく、そういったものも含めると、途方もない数になりそうです。
しかしどの種もとても魅力的な特徴があり、いろいろな種を知っていくにつれ、ますますベタを好きになっていくことでしょう。
皆さんもよろしければいろんな種について調べてみてください。