どんな魚を育てるにも、その子それぞれの特性があります。
色々な環境に得意な種類もいれば、逆にとてもナイーブで環境の変化に弱い種類もいます。
人間だって、人それぞれ持っている体力が違いますし、住む地域によって中の臓器の作りも違うとよく聞きます。
ドンコを育てるにあたって、ドンコが住みやすい水温や環境があるのは当たり前ですよね。
とても強い種類であれば日本全国で見ることが出来そうなのに、ドンコの住む地域は限られています。
そこには大きなカギがあるのではないかと思います。
いろいろと調べていくと、ドンコは水温の変化にとても敏感なようです。
今回はそんなドンコの住みやすい環境づくりのため、水温に着目してまとめていきたいと思います。
ドンコを飼育するにはどれくらいの水温が適切なの?
ドンコに適した温度はズバリ20度と言われています。
水質でいうと川で生息するくらいなので、弱酸性~中性といったところです。
なににも適度があるように、ドンコは急な温度変化や、急な水質変化にはとても弱い種類のようです。
ドンコを手に入れたら、水槽に入れていくと思いますが、そこにも注意が必要です。
急な変化に弱いので、水温が同じくらいにする必要があります。
袋などに入っていたら、その袋を1時間は水槽に浮かべておいた方がよさそうです。
そのあと、袋の水を3/1程度は捨てて水槽の水を少量入れて40分程度置きます。
それを2~3回程度繰り返して水質を合わせて見て下さい。
これで急激な水質変化をすることなく、ドンコの暮らしやすい水の状態に合わせることができます。
あとは、特に最初の方は、ドンコの様子をよく観察して、弱っていないか見ていてあげてください。
また水換えもしなくては水が汚れてしまします。
その時も上記と同じように、1週間に1回1/3程度は水を新しくしますが、水もあまり温度が変わらないように気を付けて下さいね。
まとめ
ドンコは水の温度にとても敏感な魚です。
水の温度で元気に暮らせるのか、かかっていますから、少し水の入れ換えや、新しい水槽に仲間入りする際には、よく水との相性に気を付けていれてあげてください。
それ以外は、特に糞が多い種類という訳でもないですから、餌をあげすぎなければ、水が汚れる心配もあまりないと考えられます。