大切なクーリーローチを飼育する上で必ず検討しなくてはならないのが底材ですよね。
クーリーローチは潜る習性がありますので、この検討は必須です。
今回は底材について、またその掃除方法についてご紹介したいと思います。
クーリーローチの底材にソイルは適しているのか?掃除は?
底材は何にしたらいいか悩みますよね。
砂利であったり大き目の石であったり、田砂、ソイルなど種類も多いです。
そもそもソイルとは何なのでしょうか?
ソイルとは、アクアリウムで使われる底床材の一つで、栄養を含んだ土を焼き固めたもので出来ています。
熱帯魚の水槽に敷き詰めてあるものは小さい石のようなイメージをされるかと思いますが、ソイルは土に近い特殊な底床材となります。
ソイルには様々なメリットがあります。
特に水草飼育には欠かせません。
砂利では水草が育ちにくいのですが、ソイルでは栄養を含んだ土を焼き固めたもので出来ているので簡単に育成することが出来ます。
他にも東南アジアに棲む熱帯魚にとっては、生息地と同じような水質の状態に出来るのです。
クーリーローチは東南アジアに生息しておりますのでバッチリですよね。
メリットが沢山あるソイルですが、潜る習性があるクーリーローチには柔らかすぎて粒をつぶしてしまい土が舞ってしまうという状況になってしまいます。
またソイルは粒が割れやすいため掃除がしにくいというデメリットがありますので、水槽の底が好きなクーリーローチにとっては汚れが溜まった場所で生活することになってしまいます。
そんな環境で生活をしていると病気の原因になってしまいますので、ソイルはクーリーローチを飼育する上ではあまり適していないということになってしまいます。
クーリーローチの水槽の底材を検討する時は掃除がしやすい物を選ぶようにしましょう。
砂利の場合、掃除はしやすいのですが角がたっているものが多いのでクーリーローチの体を傷つけてしまう可能性があります。
田砂であれば、角がなく、掃除もしやすいので、クーリーローチの底床には適しているといえます。
また、田砂は潜りやすいという特徴もありますので是非おススメです。
田砂の掃除方法ですが、田砂をホースで吸い出してしまいましょう。
一度にすべてを掃除してしまうと、バクテリアの影響がありますので敷き詰めている半分の砂を掃除するようにしましょう。
取り出した砂は水道水で構いませんのでゴジゴシ洗ってください。
汚れがかなり出てくると思いますが、掃除をした後はすっきり綺麗になりますよ。
頻度としては1カ月ごとに砂半分の掃除を行うという回数で問題ないです。
まとめ
見た目も大切ではありますが、何のために底床を敷き詰めるかというと、見た目ではなく飼育しているクーリーローチのためですよね。
大切なクーリーローチのために最適なものを選んであげてくださいね。