ディズニー映画に出てくるキャラクターのモデルとなったことから、一躍人気者になったカクレクマノミ。
鮮やかな美しい体の模様や愛らしい見た目に、観賞用としての人気も高まっています。
家で飼育したいと思っている方も多いのではないでしょうか。
飼育を始める前に、一番押さえておきたいのが飼育にかかる費用です。
水槽を使った飼育が初めての初心者の方だと、おおよそどのくらいかかるものなのかも検討しにくいかと思います。
設備や餌代など、すべて含めて一体どのくらいかかるのでしょうか?
カクレクマノミの飼育にかかる設備や餌代の費用は?
まず必要となるのが、カクレクマノミを飼育するための設備です。
水槽はどんなものでも良いと思われるかもしれませんが、ある程度大き目の水槽を用意しましょう。
カクレクマノミは気温の変動に弱く、小さい水槽だと気温の変化が激しくなり負担がかかってしまいます。
30cmくらいの水槽だと、おおよそ3,000円くらいで入手ができます。
お水については、クマノミは海水魚なので人工海水を使用しましょう。
千円から購入ができますが、飼い続けていると水の取り換えが必要ですので、まとめ買いがお得な場合もあります。
水を浄化するフィルターや水温を保つためのヒーターも、カクレクマノミの飼育にとって重要なアイテムです。
フィルターは1,500円、ヒーターは3,000円ぐらいの価格となっています。
これに付随して、人工海水の濃度を測る比重計や、温度計も用意しておきたいところです。
それぞれ1,500円程度で購入可能です。
また、お好みで照明をつけることもできます。
照明によって見え方も変わってくるので、鑑賞を楽しみたい方には設置されることをお勧めします。
水の浄化をしてくれるラブロックやサンゴ砂などは見た目も楽しめるので、準備しておきたいところです。
それぞれどの器具を選ぶかによってお値段は変わってきますが、これらの設備をすべて準備するためには2万円くらいと見ておくと良いと思います。
餌代や電気代は?カクレクマノミ自体のお値段は?
飼育を始めると継続してかかる費用が餌代と電気代です。
餌は人工飼料が一般的で、数匹の飼育であれば千円くらいで数年は持ちます。
主にヒーター、フィルター、照明にかかる電気代は各家の契約内容や使用頻度などで違いはありますが、おおよそ一か月500円〜1,000円ぐらいになるようです。
カクレクマノミ自体は、1匹1,000円くらいから購入可能なので、水槽の大きさに合わせて何匹か選んで購入しましょう。
それぞれ、準備するものにもよりますが、設備と合わせてみても3万円くらいでカクレクマノミの飼育は始められそうですね。
まとめ
海水魚というと飼育に必要な物が多く金額もかなり高くなるイメージの方もいらっしゃったかと思いますが、想像よりもお手軽に始められそうです。
環境の変化に敏感な生き物ですので、負担をかけないように最低限の準備をしておきましょう。