タイガープレコを飼育していると、思うように餌を食べなくなってしまうことがあります。
これには、どのような理由があるのでしょうか。
今回は、その対策についても、まとめてみました。
タイガープレコの食性
タイガープレコは、「魚を飼うのが初めて。」という方に、おすすめの熱帯魚です。
なぜなら、タイガープレコは、体が丈夫で、他の熱帯魚のように、病気にかかる心配が、ほとんどないからです。
また、タイガープレコは体が小さく、他の魚との「混泳」が可能です。
そのため、他の熱帯魚と一緒に、タイガープレコを飼い始める方が、たくさんいます。
タイガープレコを混泳させる利点は、何といっても、その食性にあります。
タイガープレコは、水槽内に生える「苔」を、好んで食べる食性があります。
この食性を利用して、水槽内を清潔にする目的のために、タイガープレコを飼い始める方が、たくさんいるのです。
熱帯魚の飼育において、「水槽内を清潔に保つこと」は、とても重要なポイントです。
清潔な環境で飼育すれば、魚の病気を予防することもできるため、いつまでも元気な状態で飼育を楽しむことができるでしょう。
タイガープレコが餌を食べない理由は?
タイガープレコは、臆病な性格の持ち主です。
新しい環境への適応力も弱く、飼い始めて日が浅い内は、思うように餌を食べないことも考えられます。
これを、そのままにしておくと、タイガープレコの命に関わりますので、次の方法を参考にして飼育してみて下さい。
まずは、自分が飼育しているタイガープレコの食性を見極めましょう。
タイガープレコは、新しい餌に対しても、警戒心を持つほど、臆病な魚です。
購入するときには、どのような餌を好んで食べていたのか確認しておくと、飼育の際の餌付けが楽になりますよ。
また、タイガープレコの餌として一般的なのは、人工餌ですが、食性の好みには、個体差があります。
キュウリなどの野菜や、「糸目」などの生き餌などを好んで食べる個体もいるので、いろいろな餌を与えて観察してみましょう。
また、食べる量や頻度についても、個体差があります。
2時間程度を目安に、与えた餌が残っていないかどうか、確認しましょう。
その際に、じっと観察してはいけません。
安心して餌を食べることができるように、餌を与えたら、しばらくは暗い環境で、そっとしておくようにして下さいね。
まとめ
いかがでしたか。
どんな餌が好きなのかを把握することも、生き物を飼う楽しみの1つです。
自分が飼育するタイガープレコの食性を知り、もっと飼育を楽しんで下さいね。