アカザは固有のナマズと言われているので、「水が汚いところでも意外と生きることは可能なんじゃないの!?」と感じられている方が多いのではいでしょうか!?
とんでもございません。
実はアカザは絶滅危惧Ⅱ類の魚と指定されており、これから近い将来絶滅する危険があると言われています。
実はアカザを飼育するには整った環境が必要だったのです。
その環境こそがアカザの寿命へと大きく影響してきます…。
ではアカザの寿命の問題について詳しくお話していきます。
アカザとはどんな魚?
アカザはナマズの一種と言われています。
この“アカザ”という呼び名は岐阜県郡上八幡の「アカザ(赤佐)」から来ており、このアカザ(赤佐)とは「赤くて刺す魚」ということが由来となっています。
基本的アカザはきれいな水を好むため、「キレイな水の河川」という状況が整わないとアカザはいないと思っていいでしょう。
そしてそんなアカザは水質の“指標生物”となっています。
ようはアカザが川の環境調査を行います。
これはアカザが水質の変化に敏感に反応できるという性質を持っているためです。
このようなアカザの体長はだいたい10cm前後で、最大でも15cmほどと言われています。
体形はドジョウに似ていて8本の口ひげがあります。
そして最も重要なことはアカザは毒腺があります。
ようは刺されてしまったら短時間ですが激しい痛みが伴います。
長野県では“サソリ”という異名を持っているくらいです。
もしアカザに刺されてしまったら患部をよく洗い、消毒し、それでも痛みがあまりにも激しいというときは病院へ行き手当てを受けるべきです。
アカザの寿命が気になる…いったいどれくらい生きることができるの?
アカザにはこういった特徴があるため「きれいな水」での飼育が欠かせないことがわかりましたね。
もしこういった環境を整えてあげないと病気となってしまう恐れがあります。
スリ傷から水カビ病などが発症しやすいため特に水槽へ導入直後は注意を払いましょう。
そしてナマズは薬にめっぽう弱いので薬を上げる際は薄めにして工夫してあげるといいと言われています。
そして気になるアカザの寿命は、明確にはわかりませんでしたが、だいたいナマズの寿命が長く、長いもものでは10年以上というナマズもいるようなので、ナマズの一種といわれているアカザも10年以上とは言わないまでも環境さえ整えてあげればその数字に近いくらいは生きることができると踏みます。
まとめ
定かなアカザの寿命をお伝えすることができなくて申し訳ございませんでした。
ただアカザは飼育する環境さえ整えてあげればナマズのようにそれなりに長く生きることができるでしょう。
アカザの飼育を楽しんでください。