熱帯魚はさまざまな病気にかかる恐れがあります。
今回ご紹介するのは、ナンヨウハギの目の病気についてです。
原因や対策についてしっかりチェックしてくださいね。
ナンヨウハギの目の病気について
ナンヨウハギがかかる目の病気のひとつに、目に白い白濁の膜ができてしまう「白濁病」というものがあります。
熱帯魚の目に白濁ができる原因は、ケガや体調不良などです。
人間が体調不良のときに目ヤニが多く出ることがあるのに似ています。
原因はさまざまあり、代表的な原因は水質の悪化です。
水槽の水が汚く、目の調子に影響している場合や、水槽内に設置されている水草の飾りなどに目をぶつけたり擦ったりして傷つけてしまった可能性があります。
両目が白くなっている場合は、どこかにぶつけたというより水槽の水や環境の悪化を疑った方がよいでしょう。
水槽の水は見た目は綺麗に見えても、アンモニア等の目に見えない有害な物質が充満していてナンヨウハギにとって脅威となる状態になっている可能性があります。
アンモニアが水槽内に増えてくると、ナンヨウハギがアンモニア中毒などのを引き起こしかねませんので、疑われる場合は必ず換水しましょう。
試験紙やハイドロメーターなどを使ってしっかり水質を調べてあげましょう。
また、片目だけが白くなっている場合はケガが原因である恐れがあります。
アクセサリ、たとえば人工水草や隠れるための岩、天然流木などを水槽内に設置している方がほとんどだと思いますが、ナンヨウハギが泳いでいる時にそれらに目を擦ってしまったという場合があります。
その場合、ナンヨウハギにとって邪魔な位置にアクセサリが設置されていたり、身体の大きさに水槽があっておらず、狭いと感じている恐れがあります。
思い切り泳ごうとして、ぶつかってしまうのです。
ナンヨウハギは1年ほどで10センチ以上になります。
最初は広かった水槽がいつの間にか狭くなっている恐れがありますので、成長に合わせて水槽の広さやアクセサリの設置の仕方などを見直してあげてください。
まとめ
いかがでしたか?
今回はナンヨウハギの目の病気についてご案内いたしました。
水質もアクセサリの位置もすべて飼い主さんが作った水槽の環境です。
毎日、水が綺麗か、アクセサリにぶつかっていないか、観察してあげましょう。
可愛い熱帯魚のためにも、きちんとお世話して病気を予防してあげましょう。