グッピーを飼う前に、お家となる水槽が必要ですよね。

しかし水槽を買って水道水を入れてグッピーを入れればすぐにでも飼うことができると思っている人も多いのではないでしょうか?

ペットショップの熱帯魚コーナーに行ったとき可愛らしいグッピーを見て一目ぼれして飼いたくなる気持ちはわかりますが、水槽内にグッピーを入れる前に飼うことのできる状態にするための「水槽の立ち上げ」という工程をしなければいけないことを知っていますか?

今回は立ち上げ方法とグッピーが快適に過ごしてもらうためにどのくらいの費用が必要なのか紹介します。

グッピー 水槽 立ち上げ 費用

グッピーを飼育するとき水槽の立ち上げ方は?費用はどれくらいかかる?

まず初めに水槽の大きさですが、30㎝以上のものを選びましょう。

水1Lにつき1匹程度の飼育であれば問題はありませんが、初心者の場合は2Lにつき1匹にして数を減らしてからスタートするとよいでしょう。

最も初心者におすすめの水槽サイズが60㎝と言われており、理由としては60㎝の水槽であれば水量も最大60Lと多くいれることができ、水質の悪化スピードが遅く水質の維持が管理しやすいためです。

また水槽周辺機器の種類が他のサイズに比べて豊富でコストパフォーマンスがよく60㎝以上になると初期費用、管理費用がかかってきますので注意してください。

ちなみに立ち上げに必要なものは、

  • 水槽
  • 水槽台
  • 水槽マット
  • 底床
  • 照明
  • ろ過装置
  • ろ材
  • 水槽用ヒーターやクーラー
  • 電源タイマー
  • カルキ抜き
  • エアレーション
  • 熱帯魚用網
  • 水温計
  • 水質測定キット
  • ポンプ
  • バケツ
  • コケ取り道具
  • バックスクリーン

合計約30,000円程度と考えておくといいでしょう。

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では最後に立ち上げ方法を説明していきます。

  1. 先ほど説明した水槽などの器具を購入した後、水槽をよく洗いましょう。
  2. 水槽台、水槽、フィルターなど各製品についている取り扱い説明書を見ながら設置したあと水槽内に底床をいれましょう。
  3. カルキ剤が市販されていますので適量水に入れ、カルキ抜きした水を水槽内にいれましょう。この時に水草も植えて大丈夫です。
  4. ろ過フィルターの電源を入れ、水を循環させます(1日から2日)この時まだグッピーは入れないでください。すでにグッピーを購入している場合はしなくても結構です。
  5. 水合わせと言って水槽の水にグッピーをなれさせる作業を行います。いきなり違う水質に入って体調を崩す個体もでてくるかもしれないのでこの段階では水槽内に入れる生体は少なめにし、慎重に行いましょう。
  6. 最初の1か月は3日に1度水量の3分の1程度行ってください。

まとめ

グッピーを迎え入れるまで少し時間がかかってしまいますが、水槽の立ち上げが終わったあとのグッピーが優雅に水槽内を泳いでいる姿を想像するだけでワクワクしますね。

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